Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
投資コラム

高学歴ほど資本主義社会では「不利」な3つの理由

はじめに

「高学歴ほど、資本主義社会で成功するには「不利」だ!その3つの理由とは」。

このタイトルを見て、「炎上狙い」とか「煽り」とか思うでしょうか?

もしかしたら、「嫌味だな」とか、「その程度で」とか思った人もいるかも知れません。

しかし、僕は本気でそう思っているのです。

さらに言えば、「学歴」という社会的なブランドシステム自体にも、相当な時代遅れ感すら感じています。

本記事では、冒頭で挙げた「3つの理由」に触れていきます。・・が、その前に、2点ほどお断りを。

※本記事での「成功」や「不利」の定義は著者の主観に基づくものであり、あくまで個人の一意見です。

※サラリーマンの方をディスっている訳ではありません。働いて人を幸せにする事はもちろん素晴らしい事です。

 

【理由1】学歴とは「従順な労働者を量産するための就活専用パスポート」である

あくまで客観的な事実を述べます。

学歴とは、「従順な労働者を量産するための就活専用パスポート」です。

噛み砕いて言えば、「より高収入、好条件な大企業に就職しやすくなる」というニンジンが目の前にぶら下がっている状態、とも言い換えられます。

勿論これは僕が言わずもがな、だとは思いますが。

でもね、「学歴」=「労働者を量産するための就活専用パスポート」って、ごく当たり前の客観的事実なのに、実際にこの表現をする人がほとんどいないんですよ。

試しに○クナビでも何でも、就活情報サイトを実際に開いてみて下さい。

「個人のキャリアアップ」だとか、「一人ひとりの持ち味」だとか、“聞こえの良いキーワード”ばかりが羅列されています。

あなたがもし大学生であれば、周囲の学生に「就職ってどんなイメージ?」って聞いてみて下さい。

大体、「高収入で安定」とか、「福利厚生で安心」とか、“聞こえの良い言葉”が返ってくると思います。

実際に、僕の大学生時代も、2~3年になる頃から周囲の会話のネタも「シューカツが~」「シューカツで~」・・という具合になってきて、

まるで「就職」が人生の大前提で、それ以外の選択肢は一切存在しないかのように立ち振る舞う方々結構な比率でいて、

「本当に就活洗脳が浸透し切っているんだなぁ・・」と、寒気すら覚えた記憶があります。

そもそも、我々が暮らすこの社会の根本的な仕組みは何でしょうか?

そう、資本主義です。

その中心概念には、私的所有、資本蓄積、賃金労働、自発的交換、価格体系、競争市場・・

など小難しい言葉が並びますが、めちゃくちゃざっくり言えば

資本家が労働者を賃金で雇い、利潤を追求するための社会です。

そして、大学生達が喜び勇んで雇われたがる「高収入、好条件な大企業」って、そもそも誰のために利益を上げる会社でしょうか?

重役?社長?

いいえ、違いますよね。

そう、株主(投資家)です。

たまに、「高学歴なら派閥があって、大企業の出世競争にも有利」とか言っている方も見受けますが、

その「出世競争」のベクトルの延長線上にたどり着くのは「(社長含む)会社役員」であって、会社役員は株主総会決議でいつでも解任(クビに)出来る役職ですからね。

株式会社のヒエラルキー(身分制度)は、株主(投資家)>(社長含む)会社役員です。

自分で過半数の株式を保有している創業者社長(起業家)でもない限り、

大企業の中でどれほど「出世」しても、それは「株主(投資家)と労働者」という資本主義社会の構図において、

「ヒエラルキーの下側」、つまり「労働者」区分の中での話なのです。

つまり、高学歴と言われる方の大半が、当然のように就活をして、内定で喜び勇んで、自ら「労働者」側の暖簾をくぐって行くわけです。

起業家でも、投資家でもなく、です。これ、不思議だと思いませんか?

僕は、この現象を「サンクコスト(埋没費用)バイアス」が関わっているのではないか、と考えています。

つまり、「今までこれだけ膨大な金と時間とエネルギーを費やして得た学歴(就活パスポート)を使わないのは勿体無い」という心理効果です。

したがって、高学歴な人ほど、就職へのインセンティブが相対的に高まるため、リスクを取らず、

間接的に「起業」や「投資」で成功する確率を押し下げられている、と言えないでしょうか。

そして、これらがもし仮に、資本家の割合が増えては困る、と考えた人達が産み出したシステムだとしたら、何と狡猾な話でしょうか。

 

【理由2】時間とエネルギーとお金の膨大なロス(機会損失)

(※以下の内容は、ごく一部の「勉強の天才」を除いた、一般的な人間の能力を尺度とします。)

一般的に、「高学歴」と呼ばれる人が大学卒業までに費やした様々な「コスト」は、一体どれほどでしょうか?

そもそも、入学するための「受験」に費やしてきた費用、時間、エネルギーの全てが、平均的な水準よりも大幅に上回ります。

当たり前ですが、偏差値の高い大学であればあるほど、受験の難易度も高くなるためです。

仮に、「内部進学」「指定校推薦」での入学であっても、その「付属校」「指定校」に入るために高額な学費や、高難度の入学試験が結局課されます。

結局、中学、高校の6年間でも、1日の中でかなりの部分を勉強に費やす事になるのです。

そしてさらに、大学を卒業するのに必要な4年間という時間、エネルギー、さらに年間数十万~数百万の学費。

(文系は相対的にユルいとか、理系は実験で大変だとかいう話はさておき、)

いずれにせよ、(現役&留年無しで)最短21~22歳で大学を卒業するまでに、既に相当な時間、エネルギー、数百万~数千万単位のお金を費やしている訳です。

果たして、それと引き換えに得たものは、どれほどのものでしょう?

それは「理由1」に述べた、ただの「就活専用パスポート」に過ぎないのです。

これ、ハッキリ言って、お金と時間とエネルギー全てにおいて、膨大なロス(機会損失)が生じていますよ。

そのロスとは、「資本主義社会で、より必要な知識や経験を得られた筈の」お金と時間とエネルギーの事です。

こう言うと、「そんな事はない!中学、高校、大学で豊富な教育投資を受けられるじゃないか!」と思いますか?

僕も、流石にそれらの全てが無意味とまでは言いません

しかし、何が一番問題なのかって、まともなファイナンス教育が全然足りていない、という点です。

もしかしたら大学の経済学部などではある程度、学術的な事は学べるのかも知れません。(僕は入った事が無いので分かりませんが)

しかし、実際に証券口座を開設して、金融商品の売買をサポートするに足る教育システムは、既存の学校教育では皆無でしょう。

しかも、日本国内ではアメリカのような独立ファイナンシャル・アドバイザー(FA)の存在も浸透していないため、

「無料相談」というエサにつられて、よく分からないまま、手数料の割高な金融商品を掴まされてしまう人も少なくないのが現状です。

もしあなたが、小・中学生のうちから良質なファイナンシャル教育を受け、

高校・大学も行かず、浮いた時間、お金、エネルギーを全て、スタートアップや投資に使えていたら?

お小遣いでもバイト代でも、浮いた余裕資金で年7%の複利運用をしていたら?

これを膨大なロス(機会損失)と呼ばずして、何と呼びましょうか。

 

【理由3】反感を買いやすい(仕事や信用に逆効果)

そして、これは少なからず強調しておきたい点ですが、

高学歴な人は、往々にして、妬まれます。

反感を買いやすいのです。

これって、普通の人が想像する「以上の」リスクファクターだと思いますよ。

もちろん、妬む側の人は「自分が学歴コンプレックスだからお前が気に入らない」とは、まず言いません。

これは、ある知人の経験ですが、とあるバイトの面接で、

店長が、それまでは比較的フレンドリーな雰囲気で接していたのに、

履歴書の「学歴」欄に目を通した瞬間、

「へぇ、○○(大学名)なんだ。・・・・頭、良いんだね。」

と、一瞬、不愉快な感情を押し隠した態度を取られたように感じたそうです。

そして、それ以後、明らかに自分にだけ態度が冷たく、露骨に嫌われているのを実感したそうです。

もちろん、その人が学歴だけが原因で嫌われたとは限りませんし、

「高学歴は反感を買いやすい」というファクターを100%立証する事は難しいでしょう。

しかし、です。

こういうの、知人づてでも結構良く聞く話なんですよ。

職場の上司が明らかに自分にだけキツく当たってくる、とか。

ちなみに僕自身も、そうした経験が全くない訳ではありません。

(自分では全く鼻にかけた覚えは無く、それほどのものでもない、と思っているにも関わらず、です。)

自分の仕事や、信用を築く上でも、学歴が逆効果になる場合があるので、

起業家の中でも、「取引先には敢えて自分からは大学名を名乗らないようにしている」という方もいます。

思わぬところで足をすくわれる、そんなリスクを学歴は常に秘めているのです。

 

おわりに ~「成功」の定義って?~

さて、以上を踏まえた上で、

今度は、本記事での「成功」の定義を述べておきます。

あくまで僕の個人的な感覚としてですが、

資本主義社会における「成功」とは、自分が社会に対し、より大きな価値を提供し、

その結果、より多くの資本を集め、より多くの人々と豊かさを分かち合える事だ、と考えています。

早い話が、「自分も周りの人も、一緒に豊かでハッピーな状態」です。

重要なのは、そのための「手段」や「選択肢」がもっと沢山あっても良いじゃないか、と思う点です。

もし、サラリーマン公務員など、労働者としてそれを実現出来るならば、それは素晴らしい事ですよ。

しかし、例えば起業家として、とても多くの人に価値を提供出来て、さらに自分も豊かになれれば、それも素晴らしい事です。

また、例えば投資家として、金銭リスクを取って、企業の経営を支える事が出来て、さらに自分も儲かれば、それも素晴らしい事です。

僕が一番この記事で強く伝えたいのは、

「学歴」という、「ただの就活専用パスポート」のためなんかに、

「自分も周りもハッピーになる」ための、「最良の選択」をする可能性が阻まれたり、

惰性で就活に流れ着いてしまうのは本当にもったいない、という事です。社会全体の利益を考えると。

昨今、ブラック起業の過労死ニュースも後を絶ちません。

その中には起業家に向いている人だっていたでしょう。

投資家に向いている人だっていたでしょう。

僕自身起業家としても投資家としてもまだまだ勉強中の身ですが、

それでも、「自分も周りの人も、一緒に豊かでハッピーな状態」を達成するためには、

別に「就職」だけに人生を限定しなくても良いんじゃないの?って思います。

だから、資本主義社会で成功するためには、本当は学歴なんか必要ないし、就活を1秒もしなくたって別に問題はない、というのが本記事の結論です。

僕自身、1秒も就活しませんでしたが、こうしてピンピン生きている訳ですしね。