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投資コラム

草コインは不要!仮想通貨買うならメジャーコインで良い3つの理由

もう、メジャーな仮想通貨では儲けられないのか?

皆さんがご存知の通り、2017年以前からビットコインをはじめ仮想通貨を保有していた投資家の多くが、バブルで大きな利益を得ました。

そして同時に、2018年からは随所で「仮想通貨はもう儲からない」「今からはとても買いでは入れない」という声もちらほら耳に入るようになりました。

また、世界一の投資家であるウォーレン・バフェットが10日のCNBCテレビのインタビュー「仮想通貨はおおむね悪い結末を迎える」と答えるなど、懐疑論も拡大しつつあります。

では、2018年からはもう仮想通貨では儲けられなくなってしまったのでしょうか?

あるいは、仮想通貨クラスタでも行われている通り、これから爆上げする(と思われている)草コインを血眼になって探すべきなのでしょうか?

いいえ、僕はそうは思いません。むしろ、すでに暴騰を経たメジャー系コインこそ、今から買い始めるのに相応しいのではないか、と考えています。

本記事では、僕がそう考える理由を、順を追って説明していきます。(※あくまで私見ですので、投資判断は自己責任にて。)

 

【理由1】時価総額=価値のコンセンサスである

その根拠を示す前に、まずは時価総額の捉え方について、僕の考えを述べます。

まず、円や米ドルなどの法定(フィアット)通貨の場合、通貨価値の根拠となるものは何でしょうか?

それは、発行主体である中央銀行、そして各国政府が価値を保証しているという事実ですよね。(あるいは、契約と言い換えても良いかも知れません。)

では、仮想通貨の場合はどうでしょうか?

それは「多くの人が価値があるものだと信じている」から、「◯◯円で買ってもいい(売ってもいい)」というコンセンサス(合意)です。

そして、その価値のコンセンサス」の総和が数値化されたものが仮想通貨の時価総額という訳です。

(何を今更、と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、説明の順序のため、まずはこの前提を明確にしておきます。)

ここで、そうは言っても、仮想通貨には価値の裏付けが何もないじゃないか。ただの共同幻想であって、夢から醒めたら終わりだろうという反対意見も耳に入ります。

結論から言えば、それは確かにその通りです。というか僕自身、仮想通貨への参入を決める前はその立場でした。

しかし、過去から現在まで歴史を振り返れば、数百年以上醒めていない、そして恐らく今後も私達の一生分は醒めない夢現実にあります。

その1つが貴金属(金、銀、プラチナ等)ですよね。

それ自体がお腹を満たすわけでも、直接生活を豊かにする訳でもないとしても、多くの人が価値があると信じるから、値段が付いているのです。(※プラチナは触媒としての工業需要もありますが。)

それも、金だけで900兆円規模と言われるほど、です。

翻って、仮想通貨はどうでしょうか?すでに(仮想通貨全体で)100兆円規模にも膨れ上がった訳ですが、ここでバブルが弾ける?仮想通貨相場はもうお終い?

いやいや、それは違うでしょう、というのが僕の考えです。

もっとも、100%の確証はどこにもないですし、いずれはバブル崩壊(または大暴落)を迎える局面もあるでしょう。

しかし、バブル崩壊とともに全ての仮想通貨の価値コンセンサスがゼロになってしまう、という事も事実上あり得ない、と踏んでいます。

何故なら、仮想通貨を取り巻くブロックチェーンやその他の技術体系は本物であり、紛うこと無く私達に価値をもたらすテクノロジーだからです。

(これはもはや説明は不要ですね。僕も技術体系を知れば知るほど、それを強く確信するようになりました。)

 

【理由2】時価総額上位の仮想通貨は陳腐化しにくい

ここで、仮想通貨時価総額ランキングを改めて見てみましょう。(既にブックマークされている方も多いでしょうが)

上記のサイトで確認出来るのですが、僕はこれを数ヶ月間眺めていて、ふと気付いた事があります。

それは、時価総額上位に占めるコインの順位は、ある程度の振れ幅はあれど、(下位のコイン群と比べて)それほど激しく上下していない、という事です。

つまり、いちど時価総額上位に食い込んだコインは、(少なくともこれまでは)そう簡単には順位下落していない、という訳です。

特に、20位と21位の間では実に10億ドル以上の開き(※)があり、現状では「1位~20位」と「21位以下」で壁があるようにも感じられます。(※2018年1月12日地点)

※もちろん、それは今現在での話であり、例え時価総額上位コインでも、今後大暴落、または最悪価値がゼロになる事もあり得る訳ですが。

ここで、僕は「時価総額上位のコインは、今後も生き残る(価値が陳腐化しづらい)可能性が比較的高いのではないか?」という仮説を立てました。

仮に、これを「時価総額上位モート(濠)仮説」名付けてみます。

そんな事を言われても、ピンと来ないでしょうか?

そこで、背理法を用いて、この仮説の裏付けを説明してみます。

例えば、あなたがある日、ピカピカに光る石ころが大量に取れる場所を発見したとします。

それはもう、金やダイヤモンドも霞むくらいにピッカピカの石ころです。

そして、あなたがそれを貴金属店に持っていって、「こっちの方がピカピカですよ!だから金より高く買ってよ!」と主張した場合、果たして相応の値段は付くでしょうか?

あるいはSNSやネットで情報発信でもして、多くの人々に広めようとした場合はどうでしょうか?

本当に、ゼロから世界中の人々のコンセンサスを獲得し、900兆円を超える市場規模を作り出せるでしょうか?

僕は、「絶対に無理とは言わないけれど、相当難しいんじゃないかな」と思います。

だって、仮に同じ事をあなたの友人から言われたとしても、金より高い値段で買うような事はまずあり得ないですよね。

これは、先行者利益としてのコンセンサスが一種のモート(濠)を形成しているのではないかな、という発想です。

そのため、仮想通貨で言えば、「今から草コインを発掘する」というのも、先の思考実験同じくらいの難易度を感じさせられます。

いや、もちろん宝くじ感覚で草コインを買う、というのを否定する訳ではないですよ?あくまで娯楽としてなら良いと思います。

ただ、投資対象として仮想通貨を見た場合は、少しでもリスクを抑えて、勝ち目の高い方にポジションを取るという姿勢は投資家の基本ですよね。

 

【理由3】暴落を前提に運用方針を設定すればよい

ここで、「でも、今から買ったコインが直後に暴落したら目も当てられなくない?」という反対意見もあるでしょう。

その場合も、答えは単純明快です。

「今から買い始めて、その直後に暴落しても別に構わない」ように、あらかじめ運用方針を立てておけば良いのです。

ちなみに、僕が立てた投資戦略は以下の通りです。

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詳しくは上記事でも書いていますが、ざっくり言うと、

「5年以上の保有を前提とし、時価総額1位~20位のコインから10種類を選び、全資産の5%までを限度とし、年間1~2%現物のみ少しずつ分散して購入する」という運用方針です。

これは言わば、仮想通貨全体の時価総額の(中長期的な)上昇に賭けているのです。株式投資で言うところのインデックス投資にも近い発想ですね。

ただ、仮想通貨全体をカバーするようなETFまだ上場に至っておらず通貨を全て保有するのは現実的ではない事から、

中長期的な視点生き残る可能性が高く見込まれる、時価総額上位のコインから10種類選ぶ、という発想に至っています。

著者が実際に保有しているコイン10種

(※時価総額順位は2018年1月12日地点。)

<時価総額1位>【BTC】(ビットコイン)

<時価総額2位>【ETH】(イーサリアム)

<時価総額3位>【XRP】(リップル)

<時価総額4位>【BCH】(ビットコインキャッシュ)

<時価総額6位>【LTC】(ライトコイン)

<時価総額7位>【XEM】(ゼム)

<時価総額11位>【DASH】(ダッシュ)

<時価総額14位>【XMR】(モネロ)

<時価総額18位>【LSK】(リスク)

<時価総額19位>【ETC】(イーサリアムクラシック)

以上、10種類すべて均等分散で保有しています。

3つの買い増し戦略

買い増しとリバランスの戦略については、以下の3通りを提案してみます。

【戦略1】「大きな調整(前日比15%以上の急落)が入ったらその都度、自己裁量で買い増す」といった、調整狙いの不定期購入スタイル。(僕はこの立場です)

【戦略2】「毎月末組入れ比率下位のコイン一定額買い付けてリバランス」といった、バフェット太郎氏式スタイル。(来年以降はこっちにシフトするかも)

【戦略3】「コインの比率を気にせず、(Zaifなど)積立購入サービスで毎月一定額で購入設定し、後は放っておく」というスタイル。(考えるのが面倒くさい人にオススメ)

 

おわりに~リスク許容度だけは最初に決めておこう~

仮想通貨株式インデックス等と違い、最悪ポートフォリオが(ほぼ)ゼロ価値になってしまう可能性もある投機ですから、リスク許容度だけは最初に決めておきましょう。

(僕の場合は、全資産の5%が限界だという結論に達しました。)

僕は、自分なりに熟考した結果、勝率が高そうだと腹落ちした投資戦略でポジションを取る事を決めましたが、

結果は誰にも分からない訳ですし、せっかく参加するなら、各々のスタイルでこの相場を楽しめば良いのではないでしょうか。

仮想通貨だからといって、必ずしも短期で数百倍、数千倍を狙わなくても、数倍から、せいぜい数十倍でも取れたら十分という発想もある訳ですしね。

僕の投資戦略を人に推奨する事は致しませんが、こういう考え方もあるんだな、程度にご参考頂けたら幸いです!

 

おまけ~Twitter発言まとめ~

岩波慶VS藤沢数希

(※勝手にバトルと銘打っていますが、実際は引用リツイートです。)

藤沢数希氏
藤沢数希氏
MSCIコクサイのインデックスファンド買うような人は、暗号通貨でもITバブルでも儲けることはできんのだよ。

逆に、暗号通貨で億る人は、ここでその金でインデックスファンド買うなんてメンタリティはない。

世の中ね、いいとこ取りはできないんだよね。

岩波慶
岩波慶
投資と投機のトレードオフ、と断ずるには尚早かも知れませんが、どこか分かる気もします。

しかし、長期投資家にとっては、むしろ乗り遅れてからが本番だと開き直るぐらいが丁度良いのではないでしょうか。

藤沢数希氏
藤沢数希氏
金融リテラシーの高い人たちビットコインやイーサリアムのバブル相場に乗れなかったように、クリプト界隈の重鎮たち草コインのブームに乗れなかった。

ネットにはリテラシーの高い層が見過ごしている巨大な情報スペースがある。東京本社のインテリ地方のイオン・エコノミーが見えてないのと同じ。

バブルに乗れなかった金融リテラシーの高い人たちビットコインを詐欺だチューリップだと罵っていたが、同様に、クリプト界隈のコイナーたちは、いま草コインを罵っている。

相場では儲けたやつが正義だ。

岩波慶
岩波慶
耳が痛い部分もありますが、蓄積された知見やリテラシーを駆使して、(少なくとも)現在から未来のビジョンを描く事は出来るかと存じます。

むしろ、既存の金融商品クラスタにとっては乗り遅れた今こそ、本当の意味での選択を試されているのではないでしょうか。

思い浮かぶ考えあれこれ

岩波慶
岩波慶
仮想通貨のステークホルダーを株式会社の仕組みから類推適用出来ないだろうか? 仮に、開発者(創業者)、マイナー(従業員)、取引所(証取)、投資家(株主)、と置き換えてみると、(語弊はあるにせよ)ある程度しっくり来る。 大きな違いは、債権者の存在が抜けている事か。

・スケーラビリティ問題、なるべく正確に理解したいが、根が深い。 仮想通貨の拡張性(取引処理能力)と希少性(最大発行枚数)、一見相反する性質のようにも見えるが、折り合いをどう付けるのか、そもそも折衷自体が幻想なのか。 そう考えると、今現在、各通貨に付いている価格に意味は無いのかも知れない。

・ライトニングネットワーク(スマートコントラクトをビットコイン上に組み込む技術)、実装時期はいつ頃が市場のコンセンサスだろうか。 未承認取引、手数料問題の解決を織り込むやいなや、暴騰もあり得る。 素人の情報ソースでは正確な予測は不可能なので、ここはドルコストでゆっくり、少しずつ積立て。

・仮想通貨全体の時価総額(市場規模)はどこまで拡大するか? 試しに、約45兆ドル(5000兆円)規模の世界株式時価総額の10%と仮定しても500兆円となり、余地もあるか。 ただ、個人で全種類保有は無理だし、草コイン効果を取りこぼす懸念も。 やはり仮想通貨のインデックス商品が次のトレンドとなるか。

・仮想通貨ETF(あるいはオープンエンド型インデックスファンド)、想像してみるとワクワクする。 もしティッカー「CPT(Cryptocurrency Total Market Index)」とかでVanguard社あたりが低信託報酬で上場したら、1000種類を超える仮想通貨の全てが活況か。 割と現実的に、数年以内には実現しそうなのでは。

・「通貨が上場」と考えるともはや混乱してきそうだが、 一部で言われている通り「貴金属(に近いもの」として捉えれば、 ゴールドETFと近い感覚で、株クラスタにとっても馴染み易くなる。 機関投資家は既に動いている訳だし、個人投資家としては実現のタイミング感覚を測る事に意識を向けていたい。