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ターゲット・コーポレーションの概要
ターゲット・コーポレーション(TGT)は米国大手の格安百貨店で、連続増配年数50年の配当王としても知られます。
日本の立ち位置で言うと、イトーヨーカドーに近い雰囲気でしょうか。
今回はニューヨークの実店舗に足を運んでみたので、店内の様子をレポートしてみます。
NY実店舗レポ
赤い外装と二重丸のマークが特徴的な店舗外観。

どうやら地下で広いスペースが確保されていて、この地下1階がメインフロアのようです。
イースターエッグ関連のグッズも充実。
雑貨屋さんのようなラインナップも豊富で、見て回るだけでもちょっと楽しいです。
個性的な形のボトルオープナー発見。
ハンドタオルが2ドル、バスタオル10ドル。価格帯はNYでは比較的リーズナブルな水準です。
シャンプーボトルも販売されています。
そして、ターゲットの店内に併設されたCVSを発見!
併設店舗とはいえ、品揃えもそれなり。
おもちゃコーナーではアメコミヒーローのフィギュアが充実。
アベンジャーズをはじめ、Marvel映画は著者も好きなので、こういうのを見るとちょっと少年心をくすぐられます。
1階では「grab&go」、つまりレジで会計しなくても商品を手にとってそのまま店を出られるシステムが!
プチお土産コーナーもあり、この辺りは抜かりないな、と。笑
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感想まとめ
ターゲット(TGT)はディスカウント百貨店チェーンという事もあり、
商品のラインナップや内装は、やはり全体的にカジュアルで親しみやすい雰囲気です。
雑貨屋さんとデパートを足して2で割ったような雰囲気で、見て回るだけでもそれなりに楽しめるのが特長でした。
(感覚的には、日本で言う「Loft」「PLAZA」「Francfranc」を見て回っているような感じに近いです。)
価格帯も総合的には「ややリーズナブル」ですが、ディスカウントショップの競合「Jack’s」と比べると若干高いかな、という印象でした。
店内併設のCVSは、それなりの品揃えで飲食料品・生活用品も買えるほか、
レジでの会計が不要の新システム「grab&go」が導入されていたりと、利便性も高いです。
ちょっとした雑貨ショッピングから日用品の買い出しまで、女性客や家族連れのニーズをちょうど良く満たす、上手なマーケティングだと思います。
配当王として知られるだけあり、自社株買いに積極的で還元性向も高く、顧客にも株主にも好感度の高い企業ですね。
アマゾンの脅威の影響はあれど、メイシーズ(M)ほど悲観的に捉える必要はないのではないでしょうか。