はじめに
ヒテール!岩波慶です。
「米国株投資」と「世界分散投資」のどちらが良いのか、を判断する上で、
まずあなたの”リスク許容度”を把握する事が大事だ、というお話を前回しました。
じゃあその”リスク許容度”って何なのか?という話ですが、
それはあなたが”損してもいい”と思える金額です。
リスク許容度の想像と現実の違い
ただ、これが曲者なんですよ・・。
例えばあなたが全財産の100万円である会社の株を買って、
”半分くらいだったら損してもいいかな”と思ったとします。
で、仮に、買った株が実際に暴落して、資産が半分の50万円になっちゃったとします。
ここで想像してみて欲しいんですけど、この時、どう思います?
「別に、しばらく経って元の値段まで回復するなら私は(僕は)普通に待てるよ」って思いましたか?
“普通に待てない”んですよ・・・。もう一回言いますけど、”普通に待てない”です。
実際には、ほとんどの人は4割でも下落したらもう吐きそうになるわ、耐えられないわで、最悪投げ売りしてしまうんです。
これが想像と現実のギャップであり、あなたにも実際に起こる人間心理なんです。
つまり、最初の想像ではリスク許容度は50%だと思って投資したけど、
現実に損をしたら、実際は40%でも耐えられなかった、という事なんです。
結論
結論は簡単です。リスク許容度は、あなたの想像より”少なめに”設定して下さい。
例えば、あなたが想像で資産が50%(半分)になっても良いと思っているなら、
リスク許容度は30%ぐらいに設定して、20%は債券か現金で保有しておく、という具合です。
保守的すぎるくらいが丁度良いです、本当に。
と言っても具体例がないとあまりピンと来ないと思うので、
次回は、リスク許容度の甘さによって、実際に大損してしまった人の話をします。
はい、僕です。笑
過去にFXで300万円の大損した話をご紹介します。
投資判断は自己責任で。ヴィセース!